第2話

「鍛えているからか、すごい回復力だ。」と医師は驚き、更に安静にするよう、恭弥に語ります。恭弥は日本語が聞こえてくる事に驚きます。

ここはどこなのかを尋ねる恭弥に、医師は六本木の新生病院だと答えます。

状態の確認を終えた医師は看護師に両親に連絡をとるように指示しました。

どうやってやってきたのかを尋ねると、医師は「もちろん救急車で」と答えました。

「戦場に救急車が来るわけない」と恭弥が答えると、医師は「この子はまだ状態が良くないみたいだ」と呆れてしまいました。

「この子ってなぁ。オレは…!!」と起き上がった恭弥は部屋の奥に鏡を見つけました。

急いで鏡を覗きに行くと、全くの別人が写っていました。

オレの名前は西恭弥で28歳。職業はフランス傭兵部隊の区隊長。2016年7月

入院中に得た情報を整理すると、アフリカの戦場で交戦中に銃撃を受け気を失ったというよりも。戦死したとみる方が妥当だろう。

そして、2019年、日本で目が覚めた。現状からすると、植物人間の状態で3年間生きながらえたわけではありませんでした。なぜなら、コレはオレの体ではないから。

なのに、この体も西恭弥という名前で18歳の高校3年生。六本木にある天明高校在学中に校舎の屋上から転落。意識不明の重体から4日ぶりに目が覚めたらしい。

「住んでた家は覚えてる?」と尋ねる西花恋こと母親に、「ストレスを与えずにゆっくり休ませれば、早く記憶が戻る」と医師から言われたと西誠司こと父親は車を運転しながら注意しました。

マンションの部屋に着くと父親から自分の部屋に行って休むよう言われましたが、部屋がわからず、父親に教えてもらいました。

部屋に入ると恭弥は、傭兵団の指揮官の部屋よりも百倍、豪華な部屋に驚きました。

早速、部屋にあったパソコンを立ち上げたところ、パスワードで開きません。携帯電話もあり、それを使おうとしますが、またもやパスワードで開きません。

「何をそんなに隠すことがあるのか」と訝しがっていると、指紋認証で解除できることに気づき、開くことが出来ました。

「死と復活のヒントが見つかるかもしれない」と思って検索し続けますが、これといった情報が見つかりません。日本語ではなく、フランス語でも検索を続けていたところ、鬼塚竜という男からメールが届きました。適当に答えて検索を続けようとすると、「退院したなら報告しろよ。マジ死にてぇのか?」という返信が来ました。

引用:ピッコマ

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