中国マフィアの2人が、シャフランの元部下に言う。
後始末は俺たちに任せろ、と。
普段から手慣れているのだろう、中国マフィアの2人は、シャフランの亡骸を実に手際よく片付けてゆく。
シャフランの元部下に対し、「信じても大丈夫なんだな?」と恭弥は尋ねた。
元部下は中国マフィアと会話し、「俺らはプロだ、任せておけ、と言ってる」と中国語を翻訳してくれた。
中国マフィアは、シャフランの血で汚れた床に液体を撒き、手際よく掃除してゆく。
その間、恭弥は、ソファに腰掛けてナイフを見つめていた。
そこへ、フランスのギャングがスマホを差し出し、「ボスからだ」と言ってきた。
「おかげで助かった、恩に着る」とボスは言った。
「オレとの約束、忘れんな」と言いながら、恭弥は目の前にいるギャングにナイフを返した。
「紳士は約束を重んじる。名前を教えてくれるか?」とボスに聞かれ、
「ゴッド オブ ブラックフィールド」と答えた。
するとボスは、その名前を言えば、時間や場所を問わずに一度だけ願いを叶えてやろう、と言ってきた。
片付けが済んだらしく、フランスのギャングたちは引き返そうとする。
その前に恭弥が、シャフランの亡骸を持ってゆく理由を尋ねた。
パートナーのメンツを立てるためだ、と相手は答えた。
そして相手は、ゴント社がスミセンを日本の支社長に任命することにしたと教えてくれた。
そのあと中国マフィアが、通訳をするシャフランの元部下と会話した。
中国マフィアは恭弥の戦いを見て感動し、多額の取引にも感謝しているから、また今度よろしくと言っている、と元部下は通訳してくれた。
恭弥は表情を崩さず、「次に会ったらぶっ殺すと伝えろ」と言った。
通訳は何かを伝えたが、中国マフィアは笑顔で手をあげた。
どうやら通訳は、恭弥の言葉をちゃんと伝えはしなかったようだ。
そこへ、ホテルスタッフの服装でやってきたマフィアが、シャフランの亡骸を回収するためのキャスター付きボックスを運んできた。
マフィアたちが亡骸を入れると、ガラガラと回収してゆく。
恭弥もスミセンに声をかけ、引き返すことにした。
スミセンの車椅子を押しながら、恭弥が駐車場までやってきた。
救急車の周りには、五十嵐とその部下が待っていた。
五十嵐は、神代からのプレゼントだと言って、新しいスマホをくれた。
番号も変わっていないらしい。
中国と韓国のマフィアを処理するため、手伝いをしてくれたお礼だという。
「これを受け取らないと、神代の兄貴が高校に姿を見せる」と五十嵐。
それを聞いた恭弥は、フッと笑って受け取った。
これからはもう、見かけても声をかけないようにと言い、恭弥は五十嵐と別れた。
救急車で移動しながら、恭弥はスミセンと話していた。
これからの生き方に迷うスミセンに、恭弥は意見を述べた。
ギャングに700万送ったが、まだ300万ユーロあるんだから、それで好きに生きろ、と。
スミセンは、その金は恭弥(リーダー)とダエルが受け取ってくれ、と言ってきた。
株が1200万ユーロあるし、日本支社長になれば稼げるから、と。
「いらねえよ」と恭弥。
でもスミセンは、苦労の対価として受け取るよう、恭弥に言う。
だけど長期入院は免れないから、現金を頼む、とも。
「なんとかする」と恭弥は言った。
日本に住むようになったスミセンは、その事をちょっと不思議な縁と思っているようだった。
恭弥は美女の多い国を勧めるが、スミセンは、しばらくはリーダーとダエルのそばで暮らす、と言うのだった。
氷室院長から手当てを受ける恭弥は、処置のついでに衣服も頼んだ。
氷室は、服の店ではなく病院だと言うが、VIP待遇の頼みは断れずにOKするのだった。
シャフランを倒した話をする恭弥。
「オレも奴が倒れる瞬間を見たかったっすよ」というダエルに、
「思いのほか後味が悪い」と恭弥は表情を少し曇らせた。
中国と韓国のマフィア、さらにフランスのギャングを味方につけた話もして、おまけにスミセンの金の話も伝えた。
300万ユーロをダエルと分け合う話だ。
「300万ってことは、4億円?」と驚くダエル。
金の話は今度にして、これからどうするか、とダエルは聞いてきた。
戦場での復讐の相手だったシャフランは倒したんだから、これから傭兵に戻るのか、それとも高校生として生きるのか? と。
引用:ピッコマ

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